弊社の天文カメラ(SV405CC/SV605CC等々)をご愛顧いただき誠にありがとうございます。皆様のご支援に感謝し、皆様のご使用をもっと簡単にするために、今日は、よく使われる撮影ソフトウェアNINAやSharpcapのパラメータ設定をいくつか簡単にまとめてみましたので、皆様のお役に立てれば幸いです。
1. NINA - ディープスカイ撮影に適します
まず、ダウンロードしたNINAソフトウェアを開き、電源ボタンをクリックします。
次に、手動で冷却機能をオンにします。 (冷却機能をオンにすると、カメラ内部のファンが回転する音が聞こえます)
メインコンソールをクリックするとパラメータ設定画面が表示されます。 (調整する必要があるのは、露出時間とゲインの 2 つのパラメータのみです)
露出時間とゲインの調整について:写真が暗い場合は、露出時間またはゲインを増やす必要があります。
例えば、
露出時間: 0.012秒 → 0.018秒
ゲイン: 0 → 100
ループ撮影について:自分のニーズに応じてオンにするかどうかを選択します。それがオンになっている場合、カメラはリアルタイムの動画像をキャプチャすることができます。
2.Sharpcap - 惑星撮影に適します
まず、ダウンロードしたshapcapソフトウェアを開き、対応するカメラを選びます。
次のステップはパラメータを設定することです。 (初心者の方は、露出時間、ゲイン、冷却温度のみの調整をお勧めします)
冷却温度:手動で冷却機能をオンにします。センサーの温度を参考にしてゆっくり調整します。あまりに早く調整すると、カメラ内部のレンズが曇ってしまいます。
たとえば、現在センサーの温度が 20 度の場合、最初に目標温度を 10 度に調整し、その後、冷却能力が 100 に達するまでゆっくりと温度を下げます。
露出時間:初心者の場合、調整方法がわからない場合は、自動調整モードを選べばよいです。
ゲイン: 露出時間の自動調整モードでも画像が暗い場合は、ゲインを上げることをお勧めします。
ゲインまたは露出時間が高すぎると画像が白くなりすぎ、逆に値が低すぎると画像が暗くなりすぎます。
ホワイトバランス:自動調整モードを確認することをお勧めします。 (誤って設定してしまい、緑がかったり赤がかったりした写真になっても、後処理ソフトPSで処理できるので問題ありません。)
注: Live viewモードはデフォルトでオンになっています。誤ってオフにすると、画面左上にテキストメッセージが表示されます。