日食とは太陽が月によって覆われ、太陽が欠けて見えたり、あるいは全く見えなくなったりする現象です。
2023年4月20日の13時30分ごろから15時30分ごろにかけて、日本の一部地域で小さな日食が見られます。本州南岸の一部地域と南西諸島方面および、小笠原諸島などに限られます。
一部の地域でしか観測できませんが、次の日食は7年後ですので、機会があればお見逃しなく!
日食の種類
「部分食」が太陽の一部が月によって隠される食のこと
「皆既食」が月によって隠される食のこと
「金環食」太陽の方が月より大きく見えるため月の回りから太陽がはみ出して見えること
4月20日に起こる日食は「金環皆既日食」です。
*画像提供 国立天文台
なお、太陽はたいへん強い光と熱を出している天体のため、そこで安全な観察方法について「ピンホールの利用」「日食専用のグラスや遮光板の使用」「望遠鏡を使い太陽投影板に投影」というなどの方法、観察前に一度目にしておくと良いだろう。