SV183は670nm以下をブロックし赤外線を通すフィルターです。CCDとCMOSセンサー、赤外線撮像の結果を改善します。
そこで、カラーのCMOSカメラでL画像として、(馬頭星雲)でテストしました。
撮影機材
望遠鏡:SVBONY SV503 D = 80mm f = 560mm
(https://www.svbony.jp/SVBONY-SV503-Lens-barrel-OTA/#F9359B-W9132C)
フィルター:SVBONY SV183IRパス
カメラ:ZWO ASI294MC
Sky-Watcher:AZ-GTi(赤道儀モード)
コンピューター:RPi4 StellarMate OS
ソフトウェア:PixInsight、Lightroom
フレーム:Light240,Dark160,Bias160,Flat / DarkFlat 160
Gain:342
Offset:8
撮影対象
IC434 Horsehead Nebula(馬頭星雲), NGC2024 Flame Nebula(燃える木星雲)
馬頭星雲の赤はHαで656.3nm。
このフィルターはHαをブロックするので馬頭星雲の周りの赤いベールはよく見えません。
一枚目は白黒に変換し、後処理をした画像。
二枚目はスタック直後の画像。後処理をしていません。
*Jiacang Cheyeの作品
CMOSカメラの赤外線領域の感度が可視光より低く露出時間が不足しているような気もします。
スタック直後の画像の色むらは、フラット画像が合わない、光害を被っている、フィルターが小さくけられている、というところでしょう。
合計露出時間は1時間。
興味があれば、ぜひ試してみます。
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