1、光害の基となる水銀灯やナトリウム灯の輝線をカットするので空が引き締まり、はっきり写る星の数が増えます。
2、OIII 、Hα などの輝線を透過させることにより、高いコントラストで星雲などの撮影が可能となります。
3、星雲、星団、彗星などを観測、撮影する際に、街明かりなどの不要な光(光害)を除去し、天体の光を透過させるフィルターです。
光害カットフィルター:
光害の影響:
光害の影響として最も代表的なのは、夜空が明るくなり、星が見えにくくなってしまうことです。自然のままの状態の夜空であれば、月明かりがない時には、肉眼で数千の星や、天の川が見える。しかし、光害が進んだ地域では、天の川が全く見えないのはもちろん、肉眼で見ることのできる星も極めて限られてしまう。
CLSフィルター:
CLSフィルターは「City Light Suppression」の略で、夜空を照らして星を見えにくくする光害をおさえるためのフィルターです。具体的には、街灯で多く使われている水銀灯やナトリウムランプの出す波長をカットするようになっています。
特徴:
メリット:
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星雲、星団、彗星などを観測、撮影する際に、光害を除去し、天体の光を透過させる
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高品質光学ガラスを使用しているため、フィルターの面精度が極めて高く、高画質で観察や撮影できます
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光害をカットするので空が引き締まり、はっきり写る星の数が増える。
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地平線近くの星も写るようになる
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特定波長をカットすることでHα領域の光が相対的に増え、赤い散光星雲も写るようになる
対応機種:
Canon 7D Mark II, 80D/800D , 77D/70D/760D/750D/700D 650D/600D, 550D/500D, 400D, 100D/1100D/1200D/1300D,Canon EOS 60D
ガラス材の厚み:1.85mm
ご注意ください:
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このフィルターは EF-Sカメラレンズに対応できません。
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直接太陽をのぞくことは絶対にやめてください。