天体写真はスマホや一眼レフカメラでも十分綺麗に撮れます。しかし、写真の効果をよりよく表現したい場合は、天体用CMOSカメラです!天体写真の分野では、近年「天体用CMOSカメラ」を使用される方が大幅に増えています。天体用CMOSカメラで高倍率で星雲星団・銀河などの高画質の高い写真が撮れます。撮影中、パソコンで画面を確認し、角度も調整できます。今回はSVBONY天体用CMOSカメラを簡単に紹介します。
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ここでは、SVBONYのいくつかのおすすめ天文カメラのパラメータを比較しますので、ご参考までに。
カラーカメラ | カラーカメラ | カラーカメラ | モノクロカメラ | カラーカメラ | |
型番 | SV505C | SV705C | SV605CC | SV605MC | SV405CC |
センサー | IMX464 | IMX585 | IMX533 | IMX533 | IMX294 |
画素数 | 4.2MP | 8.3MP | 9.0 MP | 9MP | 11.7MP |
対角線 | 9mm | 12.85mm | 15.968mm | 15.968mm | 23.2mm |
最大解像度 | 2712×1538 | 3856×2180 | 3008x3008 | 3008*3008 | 4144*2822 |
ピクセルサイズ | 2.9μm X 2.9μm | 2.9μm X 2.9μm | 3.76μm | 3.76μmx 3.76μm | 4.63μm |
像域 | 7.9mm×4.5mm | 11.2mm×6.3mm | 1'' | 11.3mm x11.3mm | 19.2mm * 13mm |
フレームレート | 93FPS | 45FPS | 20fps | 20FPS | 19FPS |
露出時間 | 64us-2000s | 32μs-2000s | 0.05mS-2000S | 32ms-2000S | 0.05ms-2000S |
読み出しノイズ | 2.9e~0.7e | 6.5e~0.7e | 1.0e | 1.0-3.3e- | 1.2e |
QEピーク | ≈80% | ≈90% | ≈80% | ≈0.91 | ≈75% |
ルウェルキャパシティ | 12ke | 38ke | 73ke- | 50Ke- | 63Ke- |
ADC | 12bit | 12 bit | 14bit | 14bit | 14bit |
ROI | サポート | ||||
BIN | 1X1 2X2 | 1X1 2X2 | BIN1,BIN2,BIN3,BIN4 | ||
デジタルノイズリダクション | HCG | ||||
互換性のあるシステム | Windows , Linux OS Raspberry Pi,Mac os, Chrome os | Windows, Linux, MAC OS, Raspberry Pi, Chrome OS | Windows,Linux,Mac OS,Chrome OS,Raspberry Pi OS | Windows, Linux,Mac OS, Chrome | |
メモリ | DDR3 128M | 128M | DDR3 256M | DDR3 256M | DDR3 256M |
USBポート | USB3.0 | USB3.0 | USB 3.0 | USB 3.0 | USB3.0/USB2.0 |
カメラインターフェース | 1.25″/2″/ M42X0.75 | ||||
バックフォーカス | 6.5mm/12.5mm | 6.5mm/12.5mm | 6.5mm/17.5mm | 6.5/17.5mm | 65mm |
光学窓 | ARコーティング | ARコーティング | ARコーティング | ARコーティング | ARウィンドウ |
作業温度 | -10℃ to +50℃ | -10℃ to +50℃ | -10°---+50° | -10°---+50° | -10°C-50°C |
保管温度 | -20℃ to +60℃ | -20℃ to +60℃ | -20°---+60° | -20°---+60° | -20°C-60°C |
作業湿度 | 30%-80% | 30%-80% | 20% -80% | 20% -80% | 20%-80% |
保管湿度 | 20%-90% | 20%-90% | 20% -95% | 20% -95% | 20%-95% |
冷却機能 | NO | TEC 2段ペルチェ素子冷却 | |||
ゲインおすすめ | …… | 252以上 | 100以上 | 130以上 | 130以上 |
SV505CとSV705C
天体用CMOSカメラ初心者で惑星撮影が好きな方にはSV505CやSV705Cがおすすめです。初心者でも使いやすいSV505CとSV705Cはプラネタリーカメラとして月や他の惑星の写真撮影に最適です。
Danny Corbit 様がSV505Cで撮った写真です。
Rangel Meissner 様がSV705Cで撮った写真です。
SV405CC と SV605CC
初心者で深宇宙の天体を撮影したい場合、または経験豊富な天体撮影用CMOSカメラ愛好には、SV405CC と SV605CC をお勧めします。深宇宙カメラであり、発売以来、EAA(電子補助観測)、パノラマ天文撮影、流星観測、ラッキーイメージングなどに広く使用されています。
アンプ・グローの問題を抑え、特に露光時間やゲインを頻繁に変えるような電視観望をしている場合は、圧倒的に有利です。ノンアンプグロー機能を搭載しています。簡単にカブリや輝点の少ない画像を得ることができます。2段階のTEC冷却のおかげで、SV405CCはCMOSセンサーの温度を周囲温度より30℃低くすることができます。これにより、長時間の露光中でも暗電流の発生とセンサーノイズを大幅に減らすことができます。それにより、ノイズを低減し、画質を向上させることができます。また、SV405CC、SV605CCはカラーカメラなのでモノクロカメラに比べて使いやすいです。
Luis Omar Rivera-Lopez様がSV605CCで撮った写真です。
Jonathan Cilia様がSV405CCで撮った写真です。
Jon's astrophotography様がSV405CCで撮った写真です。
SV605MC
画質に対する要求が高い天文愛好家やプロの愛好家であれば、間違いなくSV605MCのほうがおすすめです。 SV605MCはSV605CCカメラのアップグレードバージョンですが、モノクロカメラです。モノクロCMOSカメラは、カラーカメラに比べて感度が高く、撮影した画像の解像度も高くなります。カラーカメラよりカラー画像を得るにはもっと手間かかります。もしカラー画像を得たい場合は、カラーフィルターを利用してそれぞれ撮影して各色の画像を得、それらを後期処理ソフトウェアで合成処理してカラー写真を得ます。
Edgar CR様がSV605MCで撮った写真です。
Luis Omar Rivera-Lopez様がSV605MCで撮った写真です。