日頃からSVBONYをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。最近は初心者のファンズから「天の川を撮影したい、どの点を注意が必要ですか」と言うお声を聞きました。皆様のニーズに応じて、今回は撮影の事前の準備を紹介したいと思います。
地球は太陽の周りを公転しているから、季節により、見える星座は変わります。天の川も同じ、季節によって、見える時間帯が異なります。
天の川を見える時期は4月の午前3時前後、8月の午後22時前後、10月の午後19時前後。そして、天の川の最も明るい部分が南中する時刻です。
以上の時期でいつでも撮影が可能ではありません。それは、月明かりによる影響があるためです。
新月前後は月明かりがなく、天の川を肉眼でも見ることができます。逆に、満月前後は月が明るいですから、ほとんど見ることができません。
天の川の撮影は暗い夜空が必要です。撮影できる時期は、一ヶ月のうち、新月の五日前後、約二週間しかありません。そして、天気の影響もありますから、一ヶ月のうちに、多分2.3日で撮影できます。
ちなみに、天の川が最も明るい部分はいて座付近、なつの夜空は天の川の撮影に最適です。今月の新月は8日で、もし天気がいいなら、今夜は天の川を見に行こう!
天体写真では、撮影地の選択がとっても重要です。
天の川を撮影したいなら、以下の条件が必要です。
1.夜空が暗い。都市では光害がひどいから、天体観測に適しません。
2.空が広い。天の川の最も明るい部分を見えるため、南側が開けている必要があります。
だから都市から離れた山、または海岸には最適な場所です。
また、他のいろいろな注意すべきところもあります。
駐車可能かどうか、安全性、夜行性動物があるかどうかも考える必要があります。
良い写真を撮りたいなら、事前の調査と準備がとっても重要です。星の場所は確定ですから、事前にちゃんと準備したらいい写真を撮影できます。