4月17日 月が火星に大接近
17日には、この火星と月が接近して見えます。
2天体の角距離(天球上での見かけの距離。角度で表す)は1度を切り、月の視直径(見かけの直径のこと。角度で表す)
2個分未満の近距離で並んでいます。双眼鏡で見ると、月齢5.4の欠けた月の上に赤い惑星が寄り添う様子は視野の中央に収まって楽しい眺めとなるでしょう。
4月15日の未明から明け方、南東から南南東の空で月齢21の下弦の半月と木星が接近して見える。
月と木星の左には土星と火星も見えている。肉眼や双眼鏡で眺めたり、写真に収めたりしてみよう。夜が明けていくにつれて日周運動で、月と木星を先頭に4天体が進んでいくようにも見えそうだ。