新しい一年が始まりました。皆様、明けましておめでとうございます! 2025年には星空観察に晴天がよく続き、常に興味深い天文現象が見られるように。
1月の最初の最も期待されているイベントは、三大流星群の1つであるしぶんぎ座流星群です。1月3日深夜で極大、4日未明が観察のチャンスとなります。月明かりもなく、コンディションは良好でした。
そして、10日にはギラギラと輝く金星が東方最大離角です。 12日には、火星が2年ぶりに地球に最接近します。ほぼ一晩中観察できる貴重な機会をぜひお見逃しなく。さらに、火星よりも明るい木星は、依然として観測の良い機会です。
1日 |
(水) |
元日 初日の出 |
3日 |
(金) |
細い月と金星が接近 |
4日 |
(土) |
地球が近日点通過 0時頃、しぶんぎ座流星群が極大(見頃は4日未明。1時間に15~30個程度。極大時刻は放射点が低い。月の条件は良い。流星数は当たり外れが大きい) |
5日 | (日) |
小寒(太陽黄経285度) |
7日 |
(火) |
上弦 |
10日 |
(金) |
金星が東方最大離角 |
12日 | (日) |
火星が2年ぶりに地球と最接近 |
13日 |
(月) |
成人の日 |
14日 |
(火) |
満月 |
16日 |
(木) |
火星が衝 |
17日 |
(金) |
土用の入り(太陽黄経297度) |
18日 |
(土) |
金星と土星が接近 |
20日 |
(月) |
大寒(太陽黄経300度) |
22日 |
(水) |
下弦 火星とポルックスが接近 |
29日 |
(水) |
新月 |
31日 |
(金) |
天王星が留 |
▪規模:1時間あたり最大200個の流星を見ることができますが、1時間あたりの平均速度は約30個です。
▪月面の明るさ:11%(月の条件が非常にいいです、好条件のもとで観察できそうです。)
▪極大時間:1月4日0時頃(3日深夜)
▪星座:牛飼い座
▪見頃・見やすい時間 :
・4日未明から明け方の時間帯には、放射点も高くなり見ごろとなるでしょう。
・流星が目立って見え始めるのは、4日2時頃です(時刻や流星の見え方は東京付近の場合。以下同じ)。時間の経過とともに放射点が高くなり、流星数が増加していきます。最も多く見えるのは5時頃で、実際に見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり約30個と予想されます。その後は夜明けとともに、流星も見えなくなります。
▪観測方角 :見る方向を気にする必要はありません。 なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。
1月12日、火星が2年ぶりに地球に最接近します。そして17日には火星が太陽と対峙し、この期間中は火星が一晩中見えるため、観察に最適な時期となります。
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
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