ストラップをつけたら、次は目幅の調節をします。
目幅とは、双眼鏡の接眼レンズ同士の間隔のことです。
双眼鏡を覗き、二つの円が一つに見えるよう、筒の間隔を調節しましょう。
きちんと円が重なるようにすれば、視界が立体的になります。
視度の調節とは、接眼レンズの度数を使う人の視力に合わせて調整することです。
両目の視力が大体同じ場合なら、視度の調節は必要ありません。
しかし、多くの人は左右の目で視力が微妙に異なっています。
左右で視力が異なると、双眼鏡のピントを合わせても、片方の目のピントが合っても、もう片方では合わないことになります。
そうなると左右で見える光景が異なってしまい、像がぼやけて見えたり、目が疲れやすくなったりします。
視差の調節をするには、まず両目で双眼鏡を覗いて、右側のレンズを覆ったまま適当なものにピントを合わせます。
左側の像がぼやけているようなら、視度調節リング(右側の接眼レンズ近くについています)を回してはっきり見えるように調節します。
これで、左右の目での光景が同じ具合になれば、視度の調節は完了です。
調節が完了したら、さっそく双眼鏡を使って物を見てみましょう。
とはいっても、最初のうちは目的のものを素早く双眼鏡の視野に入れるのは、結構難しいものです。
まずは肉眼で目標を探し、位置を特定してから覗くのが良いでしょう。
この場合は、目標に注目したまま頭を動かさず、双眼鏡を目の前に持ってくる形にすると、探し回らずに目標のものを視野に収めることが出来ます。
基本的には、双眼鏡を構える際には両手で持ちましょう。
落とさないように持つことができれば、それほど力を入れる必要はありません。
構えるときは、脇を締めて安定させることが重要です。
両肘を横に張ると、安定せずに手振れが大きくなってしまいます。
双眼鏡を使う上で最も注意するべきことは「絶対に太陽を直視しない」ことです。
双眼鏡で太陽を見るのは、高性能なレンズで強烈な光を目に直撃させる行為です。
最悪の場合は角膜や網膜を損傷して、失明に至ることもあります。
絶対に、双眼鏡で太陽を直視してはいけません。
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