フィールドスコープのピント合わせ方式には、「フォーカスノブ方式」、「デュアル方式」、「ドラム方式」の3種類があります。本体を選ぶ時点で、そのフィールドスコープにはどの方式が採用されているか、確認することができます。
小さな径の円柱形のノブを、指先で左右に回してピントを調整する方法です。レンズから対物を覗きながら指の腹で操作するというシンプルな動作ですので、快適にピント合わせができます。
最近増えている、2種類のノブを使ってピントを合わせる方式です。大きくピント位置が移動する「粗動ノブ」でおよその調整をし、小さくピントが移動する「微動ノブ」で微細なピント合わせをするものです。
フィールドスコープ本体の外周部に取り付けられている、幅広いリングを回してピント調整をする方式です。一眼レフ用レンズのピントリングと同じ形状であるため、一眼レフに慣れている人にとっては操作がしやすいと思われます。
では、一体どのようなピント合わせ方式がいいですか、自分の好みによって選んだらいいです。
フィールドスコープの使い方を簡単にご説明します。正しい準備と使い方をすることで、その機材の特長を最大限にいかし、対象物を鮮明に捉えられて楽しく観察することができます。個々の取扱説明書を是非よく読んでください。
取り付けの方式には、「パヨネットマウント方式」と「ねじ込み方式」があります。パヨネットマウント方式の場合は、接眼レンズを指標に合わせて押し込んでから、左方向へロックがかかるまで回して固定させます。
ねじ込み方式の場合は、レンズを右に回して本体の取り付け部に接続します。
三脚を使用する場合は、この段階で観察位置を決めて三脚に固定します。一般の三脚を使用する場合は、三脚ねじ穴を使うと取り付けられます。
対物レンズキャップは先に外しておき、それからレンズフードを繰り出します。
フィールドスコープの中心を対象物に向け、接眼レンズを覗きながらピントを合わせます。
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小売もロットオーダーも受けます。必要に応じて製品を誂えることも結構です。
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