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一緒に惑星の写真を撮りましょう🎶
7月から、土星、火星、木星などの系外惑星の見ごろの時間は、早朝から夜の前半へと移っていきます。8月まで土星、火星、木星が次々と東から上り、西へ沈んでいきますので、一般的には中南部で見えやすくなります。
最も明るくて目を引く星があれば、それは間違いなく土星と木星です。SVBONYと一緒に土星と木星の観察方法と写真を撮る方法を学びましょう!なお、記事の最後に、FaceBook SVBONY天文クラブ などの天文愛好家から投稿された惑星の写真とアニメーションなどを掲載しました。
画像:ソフトウェア「Stellarium」
土星は2024年7月から2025年2月頃まで観測シーズンを迎えます。
7月下旬頃、真夜中頃の南東の低空に、土星の美しい姿を0.9等から0.8等の明るさで見せてくれます。
しかし、土星を観察するのに最適な時期というと、2024 年 9 月 8 日に土星が「衝(しょう)」となるときです。衝とは、太陽系の天体が地球から見て太陽と正反対の位置にくる瞬間のこと。土星は2024年9月8日に「衝(しょう)」を迎えます。衝の頃の土星は、地球との距離が近くなるなどにより明るくなり、衝の前後数日間は0.4等、衝の頃は、0.6等という明るさで夜空に輝きます。さらに、見かけの直径(視直径)も大きくなっていて、望遠鏡で拡大すると見ごたえのある様子を観察できるでしょう。
さらに、衝の頃の土星は、太陽が沈む夕方の頃に東の空から昇り、真夜中に南中し、太陽が昇る明け方の頃に西の空に沈むので、一晩中見ることができます。観察しやすいシーズンと言えます。[1]
木星
画像:ソフトウェア「Stellarium」
木星は2024年7月から2025年3月頃まで観測しやすい状態になっています。
木星は7月から西に移動していて、真夜中頃の南東から南の空に見えます。
それに、土星と同様に、木星を観察するのに最適な時期は、木星が「衝(しょう)」になる 2024 年 12 月 8 日です。この時期の木星は太陽が沈む頃に東の空から昇り、真夜中に南中し、日の出の頃に西の空に沈むため、一晩中観測することができます。[2]2025年3月頃までは、木星は比較的観測しやすい状態にあることが多いですが、4月中旬以降は太陽に近づくため観測が難しくなります。 土星が太陽と同じ方角で「合」になる頃には、完全に見えなくなります。 木星は6月下旬の明け方、東の低い空に再び姿を現します。
光害から離れた暗い場所を見つけてください。
Light Pollution Map(https://www.lightpollutionmap.info)などの光害マップを使えば、光害の少ない場所を簡単に見つけることができます。 天体観測には一般的に光害レベルが4以下の場所を選ぶことをお勧めします。
空が晴れているときに観察しましょう。
空が曇っていたりすると、星を観測することができません。 そこで、晴天時計(http://www.7timer.info)のような専門的な天文天気予報サイトの助けを借りて、天候を判断することができます。
月明かりの影響を減らすために、毎月適切な観測期間を選びましょう。
明るい月は強力な光害なので、注意が必要です。 満月から6日目頃から新月から4日目頃までは、星空観察に比較的影響の少ない時期です。 月の満ち欠けがわからない場合は、The Moon:Calendar Moon Phasesなどのスマホアプリを使えば、月の出入り時刻を知ることができます。
画像:ソフトウェア「The Moon:Calendar Moon Phases」
一般的には、口径50mm以上の適度な倍率の望遠鏡であれば、土星の輪を見ることができます。小型の天体望遠鏡を使用すると、大赤斑やその 4 つの主要な衛星など、木星の構造を比較的鮮明に見ることができます。もちろん、口径が大きいほど光量が多くなり、精度が高くなり、解像度も向上し、惑星の詳細がより詳細に見えるようになります。ただし、むやみに大径を追求しないでください。直径が大きくなるほど重量が重くなり、価格も高くなります。わずかな揺れで強いめまいを感じます。
長焦点比の天体望遠鏡は、短焦点比の望遠鏡よりも惑星の写真や撮影に適しています。ここでは惑星観測に最適なタイプの望遠鏡をお勧めします。
安定した構造を持ち、減光軸が不要で、中心に障害物がない大口径 APO 望遠鏡により、土星をよりよく観察できます。
画像:APO天体望远镜「SVBONY SV550 122MM」
集光力が強く、焦点距離が長く、絞りが大きいため光軸が安定しており、基本的に調整が不要です。
木星はとても明るい惑星で、その繊細で変わりやすい縞模様と神秘的な大赤斑が独特の魅力を持っています。これらを詳しく見るには、フィルターを使用する必要があります。また、フィルターは、土星の大気の詳細な特徴を強調し、より楽しい惑星観察体験を実現する優れた方法でもあります。
フィルターは接眼レンズチューブの端に個別に取り付けることも、重ねて複数のフィルターの組み合わせ効果を同時に楽しむこともできます。ただし、フィルターの重ね枚数が増えると徐々に光が弱くなってきます。したがって、少なくとも 8 インチの口径を持つ望遠鏡でスタッキングを実行することをお勧めします。
FaceBook SVBONY天文クラブなどのSVBONY公式ソーシャルメディアでは、多くの天文愛好家が様々な天体の写真や動画を投稿していただきます。今回は、天文愛好家又はSVBONY社員が撮影した土星や木星の写真や動画を掲載いたします。
※画像・動画はすべて許可を得て再掲載しておりますので、追加・削除をご希望の場合はお気軽にご連絡ください。
木星タイムラプス 11/01
2時間半、5分間隔で1分Videoを撮り画像にし、
25枚の画像繋いで5秒の動画作成。
前部の30分間のはシーイングが悪く没😂
後半現れる惑星はイオです。
鏡筒 SV503 102ED+3Xバローレンズ
カメラ ZWO ASI678MC+UVIR CUT filter
マウント AM3
制御 Asiair mini video
動画のスタック Asistudio
Wavelet処理&色調整 Registax6
動画作成 Movie maker
出典:Naoki Takeuchi様がFacebook天文グループに投稿された動画
6/2未明の土星。風が強くなってきたので、
人間が風除けをしながらの撮影でした。
今回の遠征では、SVBONY122mmが大活躍。
銀河、星雲、月、惑星と万能機。うちの鏡筒の中では、
まさにレオナルド◦ダ◦ビンチ
万能の鏡筒(ヒト)と呼ばれております?!
やっぱ 土星だよね。
出典:Kouji Mikami様がFacebook天文グループに投稿された画像
昨晩は、木星、土星が輝いていました。
望遠鏡はSVBONY SV503 102 EDです。
zwoasi290mcカメラです。
出典:Takashi Saitou様がFacebook天文グループに投稿された画像
あるSVBONY社員
【対象:土星】
【撮影機材】
SVBONY SV550 122mm APO 望遠鏡
SVBONY SV223 2インチ 90度クリックロック
SVBONY SV705C アストロノミカル
SVBONY 5X バローレンズ補正レンズ
【撮影データ】
FrameCount=876 stacked
Capture Area=640x480
Output Format=AVI files (*.avi)
Colour Space=RGB24
Duration=59.958s
出典:あるSVBONY社員が投稿された画像
このSV550 122 APO望遠鏡セットには、SV550トリプレットAPO、SV211 203mmハンドル、SV223 90度天頂鏡、SV215ズーム接眼レンズ、SV182ファインダースコープに加え、望遠鏡用にカスタマイズされたバックパックが付属しています。
含まれている商品
1.SV550 122MM 屈折式望遠鏡 商品番号: F9381C
2.SV223 天頂ミラー 商品番号: W9180B
3.SV211 鏡筒ハンドル 商品番号: W9163B
4.SV215 ズームアイピース 商品番号: W9166A
5.SV182 正立ファインダー 商品番号: W9141B
MK105は当社初の高精度なメニスカスレンズを採用した、マクストフカセグレン式望遠鏡です。口径105mm、焦点距離1365mmの、高倍率での惑星観察が可能です。本体重量約2.1kg、口径や焦点距離のわりにコンパクトなので、キャンプ場やご自宅のベランダなどでも、お気軽に天体観測を楽しめます。
含まれている商品
1.MK105 商品番号: F9382A
2.SV188 天頂ミラー 商品番号: F9171B
3.SV207 15MM アイピース 商品番号: W9158B
4.SV182 6X30MM ファインダースコープ 商品番号: W9141A
最後に、SVBONY日本公式サイトでは、惑星観察シーズンを支援するため、ショップ全体で最大53%割引のサマーセールを開催しており、上記の製品はすべてお買い得価格でご購入いただけますので、天文ファンの皆様はぜひお見逃しなく。
ご質問やアドバイスがございましたら、以下の方法でお気軽にお問い合わせください。
Email: info@svbony.jp
facebook: @SvbonyJapan
twitter:@svbony
ins:svbonyjapan
youtube:SVBONY ja
参考1:https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/09-topics01.htmlなどを参照.
参考2:月が木星に接近(2024年12月) | 国立天文台(NAOJ) などを参照.